2020/10/18 18:42

日本の印鈕作家は、趣味の範囲内を出ないです。福州の印鈕作家は命をかけて必死で石と格闘しております。この印が売れなかったら、明日は無いのです。その必死さと、矛盾するかのような安価な相場を間近で見るに、その世界の宿命を知ったような気がします。芸を売ることの孤高さを。皆さんのなかで、篆刻を商売にして、と批判的に思う方もごく稀にいらっしゃいます。あなたのお仕事を捨てて、その道で生きていく覚悟が有りますか?きっと答えは同じでしょう。世界は残酷なほどに、シビアなのです。商店の商品で売れ残っている作品は、ダメな作品なのです❗それは認めなければなりません。でも、売れないのは今の評価。未来の評価ではない❗