2020/09/16 15:19
石は天然の鉱物です。ラオスが市場に出始めた頃、いち早く手に入れて刻した感想は粘りが強くて少し硬さを感じ「ほりにくい」という印象でした。
最近、商店で並べるために福州の印材屋さんから取り寄せている印材は透明感の強い材を選んでます。この中でも一つ一つ硬さ、脆さが違います。当たり前ですが、彫りやすいのもあり、彫りにくいのも有ります。掲出の印、二つともラオス石ですが、左の材は「寿山芙蓉」と勘違いするほどの彫り心地の良さが有ります。右の兎鈕は粘りを感じました。各々違うのです。面白いですね。放課後の誰も居ない教室は風が通り、広々使えて作業が捗ります!私の書斎「六華齋(リッカサイと読んでくださいね)」は都内の至る所に存在するのです。
